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先輩たちの声INTERVIEW

鋳造課写真1
仕事の内容
ダイカストマシンを使った亜鉛ダイカストを担当しています。マシンに製造する部品の金型を取付け、各種の設定をして鋳造します。出来上がった部品に問題がないかどうかチェックをして、次の工程に回すというのが主な仕事の流れです。

選択理由
豊田市の出身なので、製造業というものを常に身近に感じていました。その中でもダイカストの鋳造というものが、形のない“ゼロ”から製品を生み出すということに面白みを感じました。また、この地域(豊田市)で長く事業を営んでいて堅実な会社だと思ったからというのも大きな理由ですね。

雰囲気
上司との距離感が良い意味で近く、話しやすいです。迷った時、困った時は気軽に相談できる雰囲気です。

面白さ
入社前はダイカストの鋳造というものは自動化されているので、機械を動かしさえすれば、いつでも全く同じ物を作ることができると思っていたのですが、実際は型の状態や外気温や冷却水の温度の変化による型温度の変化等、様々な条件に影響され、均一の品質を維持するのが大変なんです。その日の内でも朝と夕方では機械の設定を調整しなければならないこともあります。その分、納得のいくものが出来た時の達成感は大きいですね。

鋳造課写真2やりがい
自分が製造に携わった製品が使用されている商品が実際に流通されているのを見た時に感動します。たくさんの人が自社の製品を使って生活をしていることを想像するとやる気が出ますね。

重視ポイント
トラブルを未然に防ぐために小さなことでも確認を怠らないことです。機械を動かした後、振動や音、スムーズに動くかどうかなど細かな点に気を配って機械に異常がないかをチェックします。自分で判断できないことは、必ず上司や先輩に報告します。

印象
過去に一度、製品の出荷後に不良が見つかり、お客様の工場まで出向いて交換をするということがありました。自分のミスではなかったのですが、一つの小さなミスが大きなトラブルにつながり、お客様を始め多くの人にご迷惑がかかることを実感しました。

会社の強み
鋳造から組立まで社内で一貫生産をしているので各工程の情報が共有でき、それによってより高品質の製品が製造できるところが強みだと思います。自分の場合で言うと鋳造後の“加工”の工程、“組立”の工程の担当者からのリクエストに鋳造担当として迅速に応えられるなど、一つの会社で行うメリットがたくさんあると思います。

目標
鋳造のことだけではなく、製品の完成まですべての工程を把握したいと思っています。そうすることで鋳造後の工程で発生するトラブルや無駄を減らすことがもっとできるのではないかと考えています。

鋳造課写真3成長
自分の仕事だけでなく、常に他の人のことに気を配れるようになったことです。後工程のスケジュールを把握して鋳造した部品をどこに置くか決め、次の工程がスムーズに無駄なく進むようにしています。また、次の工程を担当する人が女性ならば、一つのボックスに入れる量を少なくして重さの調整を提案、実施しています。




座右の銘
“1日1歩”です。例えばマックスでレベル10の仕事があるとすると最初からレベル5までできてしまう人がいますよね。僕はそういうタイプではなく、レベル1から始まるんですが、コツコツと確実にレベルを上げてレベル10まで必ず到達するよう努力をするよう心がけています。

一言
会社の方針がきちんと現場にまで伝わっていて、また現場の意見も通りやすい風通しの良い会社が高品質の製品やサービスが提供できる良い会社であると思います。外からはなかなか分からないことですが、できるだけ企業の情報を集めたり実際に訪問したりして、その部分を判断することが会社を選ぶ上で重要なことだと思います。頑張って自分に合う会社を見つけてください。