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先輩たちの声INTERVIEW

製造課写真1
仕事の内容
キー加工を担当しています。真鍮や白色銅といった材料の状態から、実際に皆さんがイメージする鍵の状態に加工していく仕事です。全体的な工程は、プレスによる外形抜き→穴抜き→山切→番号の打刻→溝切→マーク打刻→メッキ処理という流れで、私が担当しているのは山切の部分です。横フライス盤を使ってキーのブレード部分を切削して、指定されたキーの形に加工しています。

選択理由
工場を見学した際にキー加工の工程を目にし、興味がわきました。誰もが触れたことのある身近な「カギ」という製品が次々と生産されていく様子を見て、この仕事をやってみたいと思いました。

ギャップ
どんな仕事でも同じかも知れませんが、考えていたよりも細かく難しい作業だと感じました。キーの山は0.05mmというとても細かな単位で寸法を調整するんですが、それが何百種類もあるキーで全て違うので段取りの作業が大変です。

製造課写真2やりがい
段取り作業において寸法が一発で出た時に満足感を感じます。機械によって癖があって、それによって調整具合を変えなければいけないのですが、経験が増していくに従い段々と自分の思い通りになることに面白みを感じます。

重視ポイント
とにかく丁寧に作業することを心がけています。寸法を少しでも間違えれば、もうやり直しがききません。一度に何千、何万枚と生産するので、間違えればその全てが廃棄処分(リサイクル)となってしまいます。また、キズが付かないように製品を扱うことにも神経を使っています。

会社の強み
今年から始まったキープレスの内製化により、材料から製品の完成まで社内で完結できることになったことだと思います。まだ始まったばかりで、改善すべきことも多いのですが、それが当面の私の目標、課題でもあります。

製造課写真3成長
私は普通科出身で、更に機械加工業務は未経験で入社したんですが、毎日コツコツとやってきたおかげで、それなりに技術が身についたと思います。今後もまだまだ沢山の技術が習得できるように頑張ります。

座右の銘
「継続は力なり」です。

一言
仕事というものは、実際にやってみなければ良さも難しさもわかりません。インターンシップや職場体験、アルバイトなどで少しでも実際にやってみることをお勧めします。