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先輩たちの声INTERVIEW

設計課写真1
仕事の内容
錠前機構を含む工業製品の設計です。つまりタンクキャップやドアハンドル、スタータスイッチなどカギに関わるユニットを設計しています。製品の企画から試作を通して最終的に生産に至るまで、また生産開始後も不具合修正や改良など全てに関わります。仕事が多くて大変ですが、全ての工程に携わることにより、勉強になることが多いです。

プロフィール
大学を卒業後、クルマの生産ラインの設計・施工をしている生産設備会社に入社しました。現場で7年、設計に3年勤めましたが、リーマンショックによる大規模なリストラやクルマの生産工場の規模縮小など将来に疑問を感じて転職を決意し、2010年に三恭金属に入社しました。

選択理由
もともと錠前の構造に興味があったんです。普段何気なく玄関やクルマでカギを使っていましたが、どんな仕組みなのか考えたら、面白いと感じ始めました。そんな時に三恭金属の求人があったので縁を感じて入社を決意しました。

設計課写真2やりがい
自分が考えたものが実際に生産されて世の中に出回り、それを目にしたときに一番やりがいを感じます。休日にたまたま通りかかった工事現場に油圧ショベルやブルドーザーなどの重機が置いてあると、ついつい近くまで行って細部まで見てしまうんです。やっぱり自分が携わった部品があるとうれしいですね。

重視ポイント
まずは打合せで、きちんとお客様のニーズをつかんで、確実にそれにお応えすることを大切にしています。またそれだけではなくて、更にプラスアルファの提案をして付加価値をつけるようにしています。

印象に残っていること
昨年アメリカへ出張したことですね。現地の大手重機メーカーの本社と最新工場を見学させていただきましたが、スケールの大きさに驚きました。アメリカ国内での移動距離も桁違いで、滞在時間のほとんどは移動していた印象です。海外出張は慣れている方ですが、いろんなトラブル続きで、かなりの珍道中。いい経験でした…。

設計課写真3 会社の強み
設計から金型、鋳造、組立までの一貫体制なので、多品種少量生産に対応できることが強みだと思います。特に金型を製造する工機課があるので、普通なら無理と思える納期の注文にも柔軟に対応できることは大きいですね。

目標
製品の性格上、どうしてもお客様からの依頼で始まる仕事が多いのですが、もっと三恭金属主導で製品を開発していきたいと思います。それには三恭金属でしか造れないオンリーワンの製品が必要ですね。ガンバリます。

一言
仕事を選ぶうえで自分が成長できる環境が整っている会社に入りたいと思う人が多いと思いますが、大切なのは環境ではなく自分自身の向上心です。与えられるばかりでは、本当の成長はできません。また、「この仕事がしたい」と明確な目標を持っている学生は少数派で、そうじゃない人が断然多いと思います。それも全然悪いことではありません。入ったところでどれだけ頑張るかが大切です。そうすればきっとやりたいことが見つかって、もっともっと頑張れると思いますよ。